2014年2月24日月曜日

Rednotebook ドキュメント 1.8.0

  • レイアウト
  • テキスト
  • 書式
  • ハッシュタグ
  • 高度なタグ
  • 画像、ファイル、リンク
  • テンプレート
  • 検索
  • クラウド
  • スペルチェック
    • Windows でカスタム辞書を追加する
  • オプション
  • 保存
  • エクスポート
  • 複数のコンピュータで同期する
    • Ubuntu One と Dropbox
    • FTP や SSH サーバーに保存
    • リモートサーバーと同期
    • デュアルブート
  • ポータブルモード
  • ネットワークドライブ
  • Latex の出力を PDF に変換
    • Linux
    • Windows
  • ショートカット
  • 暗号化
  • 小技
    • 複数エントリー
    • Todo リスト
    • 週番号
    • 言語
    • タイトル
    • HTML や Latex コードを使う
    • そのままのテキスト(保存形式)
    • 解釈しないテキスト
    • コメント
    • すべてのエントリーのリスト
  • コマンドライン・オプション
  • 日付の形式
  • 質問
  • バグ

レイアウト

RedNotebookには「編集」と「プレビュー」の2つのモードがあります。

テキスト

メインのテキストフィールドには通常の日記を書きます。こんな風に:
今日は ペットショップ に行って、 を一匹買いました。それから、プール公園に行ってフリスビーで遊びました。それから私たちは「ライフ・オブ・ブライアン」っていう映画を見ました。

書式

テキストの書式は 太字,斜体, 取り消し線 そして 下線 が使えます。 書式ボタンを使うと便利です。メインテキストとタグで使えます。
空行は新しい 段落, 2つのバックスラッシュ \\ は 改行
プレビューボタンをクリックして確認します。このテキストがどのように整形されたかは ~/.rednotebook/temp/source.txt を参考にしてください。 (訳注:このテキストとはメニューのヘルプで表示されるテキスト)
箇条書き(リスト) は下の構文を使います。 "-" の代わりに "+" を使うと 番号付き箇条書き になります。
- 最初のアイテム
  - インデントしたアイテム
- 最後に2つの空行を入れることを忘れずに


ハッシュタグ

タグは簡単。ツイッターの #hashtag のように。

高度なタグ

ハッシュタグ #hashtags は説明しました。 デフォルトでは隠されていますが右側をドラッグして広げるとタグパネルが表示されます。
ここでは高度なタグが使えます。映画->ジェームス・ボンド のようにタグにサブタグを追加できます。 日記内のハッシュタグではスペースは使えませんがこのようにすれば似たような効果が得られます。 #映画#ジェームス・ボンド
タグとサブタグにも書式が使えます。太字, 斜体, など。

画像、ファイル、リンク

RedNotebook は画像、ファイル、リンクの挿入ができます。 上部にある"挿入"のプルダウンメニューから選びます。 テキストが現在のカーソル位置に挿入されます。
挿入ボタンではコンピューターの ディレクトリーへのリンク はできません。 [Home ""file:///home/""] と書けば Home になります。

テンプレート

RedNotebook はテンプレートが使えます。"テンプレート" 横のボタンをクリックするとオプションが現れます。 曜日別のテンプレート以外にも必要なら無限のテンプレートが使えます。 templateディレクトリにあるファイルの 1.txt から 7.txt は曜日のテンプレートです。 テンプレートをクリックすると今日の曜日のテンプレートがテキストエリアに書きだされます。 "テンプレート"横のボタンでメニューが開きます。(訳注:現在の動作は違うようです)

検索

左側に検索ボックスがあります。検索結果をクリックするとそこへジャンプします。

クラウド

最近よく使われた42の単語が左側の単語クラウドに現れます。 これはプログラムが起動した時、日記が保存された時に更新されます。
表示したくない単語は右クリックして非表示を選びます。 別の方法は設定のダイアログでクラウドから除外する単語を追加します。 ここで5文字以下の(訳注:半角5文字)短い単語を表示させることもできます。 正規表現 が使えます。 特殊な文字を非表示にするならバックスラッシュでエスケープします: 3\.50\?
正規表現で 単語クライドから除外 する事もできます。* を加えるとすべての単語をフィルターします。

スペルチェック

RedNotebook ではエントリーのスペルチェックができます。Linux では python-gtkspell パッケージが必要です。 "編集"メニューのスペルチェックで切り替えができます。
gtkspell 2.0.15 からは右クリックでスペルチェックする言語が選べます。 (訳注:日本語のチェックはできません)

Windows でカスタム辞書を追加する

辞書は ​openoffice extension download site で入手できます。正しい言語の拡張ファイルをダウンロードします。 (ファイルは openoffice 拡張子 *.oxt、これはzipファイルで追加のデータが含まれる) 拡張辞書をダウンロードしたらそれを a .zip にリネームして解凍した *.dic と *.aff ファイルを <RedNotebook Dir>\share\enchant\myspell\へ。 Rednotebookの実行中なら新しい辞書を認識させるために再起動します。

オプション

"編集"メニューの設定でカスタマイズできるオプションのダイアログが開きます。

保存

データはプログラム終了時および一定間隔で自動的に保存されます。 データの損失を避けるため常にバックアップを作成しましょう。 "日記" メニュー "バックアップ" はすべてのデータをzipファイルに保存します。

エクスポート

"日記" メニューに "エクスポート" があります。 "エクスポート" から日記をテキスト, PDF, HTMLまたは Latex にエクスポートできます。
バージョン 0.9.2 からは日記を直接PDFにエクスポートできます。 エクスポートアシスタントが表示されていなければ pywebkitgtk version 1.1.5 以降をインストールします。 (このパッケージは python-webkit とも呼ばれます)。
Latex の注意点
すべてのリンクはプロトコルを含めたフルパスで表記する:

複数のコンピューターで同期する

RedNotebook のリモートサーバーを使った同期は簡単です。 Ubuntu One や Dropbox のようなクラウドサービスを使います。サーバーに日記を保存するだけです。

Ubuntu One と Dropbox

Ubuntu OneDropbox に登録していれば 日記を同期フォルダのサブフォルダに日記を保存するだけ。

リモートの FTP や SSH サーバーに直接保存する

バージョン 0.8.9 からは日記を直接リモートサーバーに送れます。 しかしこの機能は Linux だけです。この機能を使うにはあなたのコンピューターをリモートサーバーに接続します。 最も簡単なのは Nautilus で "ファイル" ->"サーバーへ接続" をクリックします。 ブックマークへの追加を忘れずに。 この方法でNautilusの左側にいつもサーバーを表示させることができます。 次にRedNotebookを起動した時に"新規" "開く" "別名で保存"のダイアログにサーバーが表示されます。 そこでサーバーの新しいフォルダを日記として選ぶことができます。

リモートサーバーと同期

自分のサーバーを持っていたら ConduitUnison が使えます。 日記のバックアップや同期には日記フォルダ(デフォルトで "$HOME/.rednotebook/data/") をサーバーと同期させます。
この機能を使うには明らかにインターネット接続が必要です。 リモートに保存するときには定期的にバックアップを取ってください。 インターネット接続が複雑なら多くの落とし穴があります。

デュアルブート

RedNotebookは同じコンピューターの複数のOSで使うこともできます。 日記を保存する時 "日記->別名で保存" すべてのシステムでアクセスできるディレクトリーを使います。 他のシステムからは日記を "日記->開く" で開きます。
バージョン0.9.4からは設定とテンプレートの共有もできます。 設定は "rednotebook/files/default.cfg" にあります。(訳注:現在は .rednotebook/configuration.cfg) ここでuserDirをシステム間で共有したいパスに設定します。

ポータブルモード

RedNotebookはポータブルモードで動かすことができます。このモードでは テンプレートと設定、ログがホームディレクトリではなくアプリケーション・ディレクトリーに作られます。 そして最後に開いた日記のパスはアプリケーション・ディレクトリーに設定されます。
WindowsでRedNotebookをフラッシュドライブで動かすにはインストーラーを起動して インストール・ディレクトリーにUSBドライブを選びます。 ポータブルモードではスタートメニューやデスコトップアイコンは必要ないでしょう。
ポータブルモードを有効にするには default.cfg で portable=1 にします。

ネットワークドライブ

ファイルの選択ダイアログから直接ネットワークの共有ディレクトリーを選ぶことはできません。 (Bug on launchpad). しかしディレクトリーをリンクすることはできます。例えば [U: ""file:///U:/""]U が参照できます。

Latex の出力を PDF に変換

最近の RedNotebook では日記を直接PDFにエクスポートできます。 そこでこの章は時代遅れです。 しかし日記をまず Latex にエクスポートしてから後で PDF に変換したい人もいるでしょう。 以下がその手順です:

Linux

Linux での変換には特別なパッケージが必要です: texlive-latex-base とtexlive-latex-recommended。 おそらく texlive-latex-extra も。これらには pdflatex プログラムが含まれており、ほとんどのLinuxでは標準レポジトリで入手できます。
.tex ファイルを次のコマンドで変換します:
pdflatex 変換したい日記.tex
別の方法では Kile のような Latexエディターをインストールします。 (http://kile.sourceforge.net/), .tex を開いてエクスポートボタンを押します。
落とし穴があることも: すべての文字がPDFに変換できないことがあります。 例えばユーロ記号 (€) や他のpdfで標準でない文字。
変換に問題があったら簡単な方法は latexエディターをインストールして変換することです。 エラーを発見できてファイルを編集することができます。

Windows

エクスポートした Latexファイルは Texniccenter で開けます。そして MikTexでPDFに変換できます。 www.texniccenter.org/www.miktex.org にプログラムと説明があります。基本的に両方のプログラムが必要です。 .tex ファイルを Texniccenter で開き"Output"メニューから"Build Output"を選びます。 プログラムは同じディレクトリーに見栄えの良いPDFを作成します。

ショートカット

操作 ショートカット
プレビュー (On/Off) <Ctrl> + P
検索 <Ctrl> + F
戻る <Ctrl> + PageUp
進む <Ctrl> + PageDown
今日 <Alt> + Home (Pos1)
リンクの挿入 <Ctrl> + L
日付/時刻の挿入 <Ctrl> + D
タグ <Ctrl> + N
エクスポート <Ctrl> + E
フルスクリーン F11
他にもあります。メニューにショートカットが表示されています。

暗号化

例えば TrueCrypt を日記の暗号化に使うことができます。 Nick BairがWindowsの良いチュートリアルを書いています。 [RedNotebook の暗号化 http://sourceforge.net/apps/phpbb/rednotebook/viewtopic.php?f=3&t=14] 他のオペレーティングシステムでも似たような手順です。 基本的な考えはTrueCryptで暗号化フォルダを作成してマウントし、そこに日記を入れるということです。
最近のLinuxではホームパーティション全体の暗号化が簡単にできます。 日記や他の個人的ファイルを守りたい人にはお薦めです。 この方法は特にラップトップ・ユーザーに有効です。 彼らのコンピューターは盗まれやすいですから。(´・ω・`) ホームパーティションを暗号化したらすべてのRednotebookのデータも暗号化されます。

Tips

複数のエントリー

一日に複数のエントリーを違う日記として書くこともできます。(ひとつは "Work", もうひとつは "Family") エントリーに異なるタイトル(=== Work ===, )を使います。そして水平線(20個の"=”)を入れます。

Todo リスト

RedNotebook は Todoリストとして使えます。 利点としてアイテムを加えるだけで特に日付など入れる必要がないこと、 そしてそれを消すまでは残ること。
その手順を:
  • タグパネルが表示されていなければ右側をドラッグして広げます。
  • 右クリックで "タグの追加"
  • タグに "Todo" エントリに "Remember the milk" と書いて"OK"をクリック。
  • 左のクラウドで "Todo" をクリックすると todoアイテムが表示されます。
  • このリストはヘッダーの "日付" や "テキスト" をクリックするとソートされます。
  • アイテムを "--" で囲むと取り消されます。
  • 重要なアイテムは "**" で囲みます。
すると Remember the milk が取り消され Wash the dishes が太字になります。 (訳注:Remember the milkとWash the dishesはアプリ名のようなので)
アイテムが完了したらタグ名を"Todo" から "完了"に変えるもの良いでしょう。

週番号

カレンダーに週番号を表示したいのなら設定ファイルの weekNumbers を 1 に変更します。 設定ファイルは $HOME/.rednotebook/configuration.cfg です。

言語

RedNotebook で使う言語を変更したいのなら環境変数 LANG (Linux) または LANGUAGE (Windows) を設定します。 言語コードは、例えばドイツなら "de_DE" や "de_DE.UTF-8" です。 英語の場合はコードを"C"に設定します。 言語を変更する時は必要な言語パッケージがインストールされていることを確かめてください。 そうでなければエラーになります。
Linuxでは端末でLANG=de_DE.utf8とします。 同じ端末でrednotebookを実行します。 この端末を閉じると言語の変更は無効になります。
Windowsでは環境変数 LANGUAGE を作成します:
  1. マイコンピュータを右クリックしてプロパティをクリック。
  2. システムプロパティのウィンドウでアドバンスタグ(Windows XP)あるいは高度なシステム設定(Windows 7)を開く。
  3. そこで環境変数ボタンをクリック。
  4. 新しいボタンをクリックして LANGUAGE を設定。例えば de や de_DE や de_DE.UTF-8。 (自分の言語コード language code).

タイトル

タイトルは "=" で囲みます。 = My Title = が最も大きく ====== My Title ====== が最小です。 タイトルにはタイトルだけ書きます。
番号付きのタイトルには "+" を使います。 + My Title + では "1." のように ++++++ My Title ++++++ では 0.0.0.0.0.1 になります。

HTML や Latex コードを挿入する

カスタムコードの挿入にはコードをシングルクォートで囲みます。 2つのシングルクォートはインライン挿入、3つのシングルクォートは段落全体。 段落全体ではシングルクォートだけの行を置きます。 この機能には webkit が必要です。(Linuxのみ利用可能)
Text Output
''<font color="red">Red</font>'' Red
''$a^2$'' $a^2$ (a2 in Latex)
この機能はlatex の式の挿入に使えます:
'''
$$\sum_{i=1}^{n} i = rac{ncdot (n+1)}{2}$$
'''
これはLatexエクスポートで見栄えの良い式を作成します。

そのままのテキスト(保存形式)

改行とスペースのある整形済みテキストを入れるにはバッククォート(`)を使います。 2つのバッククォートはインライン挿入、3つのバッククォートは段落全体に使います。 段落全体ではバッククォートだけの行を使います。 この機能には webkit が必要です。(Linuxのみ利用可能)
これを参考にしてください。 source :
Rednotebook のインストールは sudo apt-get install rednotebook.
class Robot(object):
    def greet(self):
        print 'Hello World'

robot = Robot()
robot.greet()

解釈しないテキスト

2つの "" で囲まれた書式のコマンドは解釈しません。(**太字でない**)

コメント

コメントはパーセント文字 (%) の後に書きます。コメントはプレビューには現れずエクスポートされません。 % は行の先頭に置きます。

すべてのエントリーの表示

すべてのエントリーのリストを表示するには " " (スペース)で検索します。 この文字はだいたいどのエントリーにも含まれるからです。 結果は"日付"ボタンを押すと時間順にソートできます。 (訳注:日本語ではあまり有効でない)

コマンドライン・オプション

使い方: rednotebook [-h] [--version] [--date START_DATE] [journal]

RedNotebook はメモや考えの過程を記録するグラフカルな日記です。
カレンダー、カスタムできるテンプレート。エクスポート機能、単語クラウドがあります。
書式やタグの設定、エントリーの検索もできます。

引数:
  journal            (オプション) 日記データのディレクトリを指定する。
                     引数 journal は次のうちのどれか:
                      - 絶対パス (例 /home/username/myjournal)
                      - 相対パス (例 ../dir/myjournal)
                      - $HOME/.rednotebook/ にあるディレクトリ名 (例 myjournal)
                     
                     もし journal 引数がなければ前回使用したパスが使われます。
                     最初にこのプログラムを起動した時、デフォルトは
                     "$HOME/.rednotebook/data".

引数(オプション):
  -h, --help         このヘルプを表示
  --version          プログラムのバージョンを表示
  --date START_DATE  指定した日付で起動 (形式 YYYY-MM-DD )

データのフォーマット

この節では簡単に RedNotebook のファイル構成を説明します。 最初に多くのファイルが保存されるディレクトリーを理解することが重要です。 このディレクトリー名は日記の名前として使われます。
このディレクトリーには "2010-05.txt" のようなファイルがあります。(<year>-<month>.txt) 明らかにこのファイルは年月を示しています。(2010 5月)
それぞれの月のファイルには日のテキストが収められています。 このテキストは実際には YAML マークアップです。 pythonディレクティブなしではこの様になります:
24: {text: "これは通常のテキストエントリー"}
25:
  Idea: {"二日酔いしないマシンの発明": null}
  text: "これはテキストエリアの別のテキスト"
明らかにデータフォーマットは情報を格納するために辞書形式(ハッシュマップ構造)をとっています。 辞書の外にはキーとして日付、値として日記の内容があります。 日付の値には別の辞書が含まれます。 値がメインエリアに挿入されるキー "text" があります。 加えてその日のカテゴリーを表わす複数の別のキーを持つことができます。 それぞれのカテゴリーには値をnullにマッピングしている辞書があります。
要約するとデータフォーマットは辞書のヒエラルキーです。 フォーマットは必要があれば簡単に拡張できます。
すべての原文はフォーマットか txt2tagsでマークアップできます。

質問

質問や要望があるなら気軽にメーリングリストへ。あるいは私に直接。

バグ

バグのないソフトウェアは存在しない! ( ー`дー´) でもバグに出会ったら知らせてください。 RedNotebook がよくなるだけではなくあなたのため全員のためなのです。
バグ報告は ここ, でもこのサイトの使い方がよくわからないなら簡単にメールでもいいよん。

2013年8月11日日曜日

Phatch = PHoto & bATCH! 日本語チュートリアル

はじめに


Phatchの実力を証明するために写真をラウンドコーナーにして影をつけてサムネイルにする簡単な方法を紹介しよう。君のグランマー(grandmother)でもできるよ。 君が怠け者ならライブラリのアクションリストを使えば良い。下のサムネイルができる。

Phatch起動

まだ Phatch をインストールしていないなら、 ここ
Ubuntu, GNU/Linux, Windows or Mac Os X がある。
このチュートリアルは Ubuntu で作った。スタートメニューに Phatch がある。












アクションリストを作る


画像とアクションリストについて 

Phatchで画像や写真を開くというのはみんながよくやる間違い。
Phatch はアクションリストを開いたり保存したりする。
抽象的に聞こえるかもしれないけどこのチュートリアルを読んでいけばクリアになる。
Phatch を起動するとデフォルトではロゴを表示して空のリストで始まる。


















actions-scale.png


画像サイズの変更

最初に画像をサムネイルにするために画像サイズを変更しよう。
ツールバーボタンの"+"を押してアクションを追加する。

サイズに関する三つのアクションがある: ScaleFitCanvas
Canvas は画像を指定の大きさに切り抜くか指定の大きさまで背景色で埋める。
Scale は画像の大きさを変える。
画像のサイズ変更には Scale 、 幅と高さを指定のサイズより大きくならないように縮尺する。
FitScale と同じではない。指定したサイズで画像をクロップ(切り取り)する。
このダイアログについて詳しく知りたかったらここを読む。 User Interface.





















幅が最大256ピクセルのサムネイルを作るとしよう。
単位を"%"から"px"(=ピクセル)に変える。
 






注意: Phatch では様々な単位を選べる。 インチ、cm、mm は dpi に基づき計算される。




























ラウンドコーナーと影をつけてみよう

"+" ボタンを押して RoundShadow を追加する。設定はデフォルトをそのまま使う。
アクションリストはこのようになる。
注意: 私は Resample Imageantialias を使った。これは遅いが縮小の品質が良い。
拡大では bicubic がベストだ。

いつでも最後に保存

最後のアクションは常に Save を使う。
画像を処理して結果を保存しなくては意味がない。

Save アクションのデフォルトでは Phatch の実行後名前が "_copy" というサブフォルダーができる。
そこに処理した画像がある。


アクションの順番

アクションの順番は重要。
もしラウンドコーナー処理の前に影をつけたら?
影は四角いコーナーでサムネイルはラウンドコーナー。
アクションリストの順番はよく考える。
順番を入れ替えるにはドラッグ&ドロップ。


アクションリストの実行

Execute Buttonを押す





Execute button (Tools>Execute) を押すと、ダイアログボックスが現れる。
"Browse" を押して画像のあるフォルダを選ぶ。
私のソースイメージは "home/stani/phatch/images"。
処理した画像は "home/stani/phatch/images_copy" に保存される。
これは "<folder>_copy" と定義しているから。
もし "<folder>_thumbs" とすれば "home/stani/phatch/images_thumbs" に保存される。

注意: もし Save アクションを忘れていたら Phatch は親切にも追加することを思い出させてくれる。



Batching スタート!

"Batch" ボタンを押すとPhatch は画像の処理を始める。ダイアログボックスが現れて進捗と残り時間を表示する。処理するファイルのリミットはない。10,100,1000,100万 …

結果を見てみよう

ファイルマネージャーでどうなったか見てみよう。
今回は "home/stani/phatch/images_copy" だ。
作成したサムネイルが見つかるだろう。
最初に紹介した例を覚えているかな?



アクションリストの保存

もしこのレシピが気に入ったり、将来また使うつもりなら  "File>Save As" で保存しよう。
最初にアクションリストを追加するステップを省いてただちに batch処理を始めることができる。
"File>Open" からアクションリストを開く。
またショートカットとしてファイルメニューの最近のファイルに現れる。

ドロップレット(Droplet)を使う

メニューの View>Droplet を選ぶと Phatch は droplet に変わる。
これは常に最前面に表示される。これで Batching はさらに簡単になる。
ファイルやフォルダーをドラグ&ドロップするだけで Phatch は現在のアクションリストを実行する。















参加しよう


チュートリアルを楽しんだかな? Phatchに自分にできることを貢献しようという気になった?
待ってるぜ!  (原文:http://photobatch.wikidot.com/getting-started)

2013年6月29日土曜日

Ubuntu Code of Conduct v2.0 超意訳

これは何かというとUbuntuに携わる人のお約束のようなもの。

しかし困ったことがある。本当に「あたりまえ」のことしか書いていないのだ。
多少おもしろくするために脚色も致し方ない… そこで、
超意訳:Ubuntu Code of Conduct (雛見沢フレーバー)


Ubuntuは人情を表わす言葉だ。これって人類共通の基盤になるんじゃね?

まず最初にこう来るわけです。なかなか高尚。そして

Ubuntuには新しい風が必要なんよ
新しいアイデアを取り入れて一緒に成長する仲間になろう、ということが書いてある。 

rubyの作者は多様性は善、と言った
多様性を強さに変えるための人材募集中。そして誰でも参加できるプロジェクトは
危険であるという偏見にチャレンジすると。

Linuxが短気者によって書かれたという理由で去る人が
いないことを願う by linus
なにせタネンバウム教授に「嘘だ!」と言ったり
カーネルメンテナーに「黙れ」という御仁のカーネルを使っているわけで…
我々のやることは公式の場であれ非公式であれ評価の対象になる事を忘れないように、との事。

これらを踏まえてどうするか?ということが以下に書かれている。

竜宮レナのように思いやりをもて
我々の仕事は他の人も使うわけだし、我々も他の人の仕事を利用、ということは
我々の決定は多くの人に影響する。だから決定はよーく考えて思いやりを持て。
  
自分の意見が通らなくて騒ぐのを許されるのはfj.usageだけ
意見の相違でお行儀を悪くするのはダメ。意見が違ったらみんなで解決。
みんなが納得できる方法を見つけようじゃないか。個人攻撃は絶対にダメ。
不快な場所でいい仕事ができるわけがないだろ?
 
羽生、助けてくれる仲間がいるというのは
こんなにも心強いものだったのね
我々が作るのは多くのパーツでできる複雑なものだ。それは夢の総和でもある。
それぞれの目標とビジョンを持つチームの協力は欠かせない。
パーツを集めただけ以上の価値にするには、それぞれのパーツも全体像を理解する。

協力することで余計な仕事を減らし、質も上がるだろう。内部でも外部でも協力は大歓迎。
できるだけ上流のプロジェクトやほかのフリー・ソフトウェアの仲間と密接に連絡。
やってることがわかるようにして、できるだけ早い段階から一緒にやるほうがいい。
 
第二のダム戦争が始まったら
人間関係にしろ技術的問題にしろ意見の対立はどこにでもある。これは普通のこと。
しかし対立したまま解決法がないという状態がいつまでもつづくのはまずい。
そうなると建設的に解決できる誰かの出番を期待するわけだけど…

御三家がでてくるようだ
解決できないとなれば我々[Ubuntu Community Council ?]
[非常事態宣言(発症レベル4)を出し]仲裁して方向性を決める。

 
サトコ、あなたの勇気を示すのです
自分の言葉で助けてと言いなさい
完璧な人間なんていない。早く相談することで問題が大きくなる前に何とかなるかもしれない。
 
実は簡単な事、仲間に相談すればよかったんだ
相談するほうも誰に(どこで)相談するかは間違えないように。
相談されたら親身になってね、との事。

大石さん、定年ですか…
プロジェクトから離れるときにはなるべくプロジェクトに悪影響を与えないように。
辞める時期を伝えて他の人がうまく引き継げるように。



他にもいろいろあるがいたって普通のこと。
リーダーは自分が目立つんじゃなくて部下のいい仕事にスポットライトを当てろ、
と日本社会と逆のようなことも書いてあったり。そして最後は、


このお約束も完璧じゃないわけだ。ましてや法律でもない。
でもみんなのやろうとしていることを共通認識として搾り出す役に立つんじゃないかな。
そういうのを受け継いでいくのは大事だよね。

と締めくくっております。原文と少し古い日本語バージョン。
Ubuntu Code of Conduct v2.0
原文:http://www.ubuntu.com/about/about-ubuntu/conduct
日本語版:http://www.ubuntulinux.jp/community/conduct

2012年12月1日土曜日

OpenShot ビデオ・エディタ マニュアル – v1.3.0(日本語)

OpenShot Video Edito











目次 
Introduction 
Getting Started 
Learn OpenShot in 5 Minutes!
  日本語版 https://docs.google.com/open?id=0B_VBrElGUjC4eUZuR05idDVLX3M
 
Main Window
Projects - Create, Open, and Save
   日本語版 https://docs.google.com/open?id=0B_VBrElGUjC4V25qajVlaUI5RW8
 
Import Files – Audio, Video, and Images
Image Sequences
Manage Files & Folders
  日本語版 https://docs.google.com/open?id=0B_VBrElGUjC4YzFCcTBGdlpEek0
 
 
Add Files to Timeline
Move & Trim Clips on Timeline
Separate Audio From Video
  日本語版 https://docs.google.com/open?id=0B_VBrElGUjC4V2tEWFFQd0RYMW8
 
 
Duplicate Clips
Clip Properties
   日本語版 https://docs.google.com/open?id=0B_VBrElGUjC4a0hlMFJJR1dGNzQ
 
Key Frames
Crop Effect
Rotate Effect
  日本語版 https://docs.google.com/open?id=0B_VBrElGUjC4d1lEaWg0ZnFtS0U
 
Title Editor
Animated Title Editor
  日本語版 https://docs.google.com/open?id=0B_VBrElGUjC4U1lSVFNEZzJIaGM
 
 
Transitions
List of Transitions
  日本語版 https://docs.google.com/open?id=0B_VBrElGUjC4d25PVDVqN0ZBN1k
 
Effects
List of Effects
  日本語版 https://docs.google.com/open?id=0B_VBrElGUjC4b0FMMzRxbHI1a2M
 
 
Export Video
Upload Video
Export to XML
Project Types / Profiles
Preferences
Dependencies
  日本語版 https://docs.google.com/open?id=0B_VBrElGUjC4dmZLakFaWWVKVXM
 
 
Become an OpenShot Developer
About OpenShot
  日本語版 https://docs.google.com/open?id=0B_VBrElGUjC4RVd5UW1yWWRtYTA








NOTE:12/3 add TitleEditor
    12/4 add Export Become an.. All done;
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2012年11月22日木曜日

Openshot 五分間チュートリアル

イントロダクション












OpenShot Video Editor Linux上でのビデオの制作と編集のために作られた。簡単に複数のビデオ、音楽、画像をひとつのプロジェクトにまとめよく使われるビデオフォーマットに変換する。
OpenShotはノンリニアのエディタでこれはいつでもビデオのどんなフレームへアクセスできる。ビデオはレイヤーで重ねられ独創的な方法でアレンジできる。すべてのビデオ編集(トリム、カットなど)は非破壊でありオリジナルのビデオは変更されない。
[ノンリニア編集:ビデオ素材などをハードディスクにとり込んでから編集する方法]
OpenShotはスライドショーの制作にもホームビデオの編集にもTVコマーシャルの制作にもオンラインフィルムの編集にも考えつくこと全てに使える。

 

機能の概要

  1. 多くのビデオ、音楽、画像フォーマットをサポート(FFmpegに基づく)
  2. Gnome と統合(ドラッグ&ドロップ)
  3. 複数のトラック
  4. クリップのリサイズ、トリム、スナップ、カット
  5. リアルタイム・プレビューでのビデオトランジション
    [トランジション:シーンの切り替えに使う効果]
  6. 合成、オーバーレイ、透かし
  7. タイトルのテンプレートでの制作と3Dアニメーションタイトル
  8. タイトルやクレジットでのSVGの使いやすさ
  9. スクロールモーションクレジット
  10. ソリッドカラークリップ(アルファーコンポジットを含む) [アルファコンポジット:2つの画像を結合]
  11. ロトスコープと連続画像をサポート
  12. ドラッグ&ドロップできるタイムライン
  13. フレームステッピング、キーマッピング J,K,Lキー
  14. ビデオエンコード (FFmpeg)
  15. キーフレームアニメーション
  16. ビデオのデジタルズーム
  17. スピードの変更(スローモーションなど)
  18. カスタムトランジション ワイプ、輝度、マスク
  19. サイズの変更(フレームサイズ)
  20. 音楽のミキシングと編集
  21. フレームアニメーションよレイアウトのプリセット
  22. Ken Burnsエフェクト(静止画をパンする)
  23. デジタルビデオ・エフェクト 明るさ、ガンマ、色調、グレイスケール、クロマキー、 (bluescreen / greenscreen)そして40以上のビデオと音楽のエフェクト

スクリーンショット

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 OpenShot Video Editorを起動する

次の方法で OpenShotを起動する。

アプリケーションメニュー

サウンドとビデオから > OpenShot Video Editor

コマンドライン

ターミナル(端末)から次のコマンドをタイプしてリターン。
openshot [ファイル]
オプションの [ファイル]は音楽ファイル、ビデオファイルあるいはオープンショットのプロジェクトファイル (*.osp)。複数のファイルを指定できる。

 

...で開く

ノーチラスからOpenshotを起動するには画像、ビデオ、音楽ファイルを右クリックして別のアプリで開くから OpenShot Video Editorを選ぶ。

最もスマートな方法*

Dashで「op」とタイプし表示されたOpenshotのアイコンをクリックする


 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

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OpenShotを五分間で学ぶ

OpenShotの使い方はとても簡単。このチュートリアルは基本を五分間で学ぶ。このチュートリアルで簡単な音楽付きのスライドショーを作ることができるようになる。

 

ステップ 1 – 画像と音楽を読み込む

ビデオを制作するにはOpenshotにいくつかの画像ファイル (*.JPG, *.PNG, etc...)と音楽ファイル(ほとんどのフォーマットに対応)をドラッグ&ドロップする。ファイルは矢印の場所にドロップする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ステップ 2 – タイムライン上に画像を配置

いくつかのファイルを読み込んだら(import)次のステップはそれらをタイムラインに加え編集する。画像をクリックして(ひとつづつ)タイムラインのTrack2にドラッグしてドロップする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ステップ 3 – 音楽をタイムラインに加える

スライドショーをもっと面白くしよう。音楽を加える。ステップ1で音楽ファイルを読み込んでいる。音楽ファイルをクリックしてドラッグ&ドロップでタイムラインのTrak1に配置する。

 

ステップ 4 – プロジェクトのプレビュー

ビデオと音がどうなったかプレビューするにはプレビューウィンドウ下のプレイボタンをクリックする。もう一度クリックするとポーズする。クリップの再配置には、ただドラッグしてドロップして移動する。


















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ステップ 5 – ビデオを書きだす

スライドショーのビデオが気に入ったら次のステップはビデオを書きだす(export)。これはOpenshotプロジェクトを一つのビデオファイルに変換する。これはどんなLinuxのメディアプレーヤーでも( Totem, VLC, など)ウェブサイト(YouTube, Vimeo, など)でも再生できる。


















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画面の上にあるExportアイコンをクリックするかFileメニューにあるExportを使う。 プリセットオプションを選びExportボタンをクリックする。


ステップ 6 – OpenShotを楽しむ!

これでOpenshotの働きの基本的な部分は理解できた。Openshotを詳しく理解するにこのマニュアルの残りの部分を読んでほしい。高度な機能がある。Enjoy


======== ここまで Openshot Manual より抜粋 =========




2012年11月18日日曜日

Guayadeque Music Player Manual(日本語)

Guayadeque music player

Linux 用のミュージックプレイヤー



Rhythmboxより軽量
Rhythmbox同様にスピーカーアイコンから遠隔操作

1.豊富な音楽コレクションへのアクセス機能
  膨大なラジオステーションを持つShoutcast
  巨大な音楽コレクションを持つMagnatuneへ
  アルバムごとのダウンロードもできるJamendoへ
2.EasyTAGに匹敵するタグの編集機能
  EsayTAGのようにまとめて処理ができる
   タイトルタグからファイル名の変更も
3.自動的に曲を選び出すダイナミックプレイリスト
  ルールに従い選曲する。またリストを常に更新する
4.独自のスマートプレイモード
  作成したフィルタやLast.fmのデータベースから傾向を読み取り自動的に選曲
5.歌詞やCDカバーの自動ダウンロード
  歌詞やカバーをウェブから探し曲に埋め込むこともテキストで保存することも
6.ウィンドウのレイアウト変更可能
  表示するパネルを自由に選べ配置も自由
7.ラジオストリームの録音
  さらに一曲ごとにファイルに書き出すことも
8.高度なカスタマイズ性
  コンテキストメニューからさまざまな外部コマンドを呼び出せる
  曲をCDに焼いたりフォーマットを変換して携帯プレーヤーに送る
9.クロスフェイダー機能
  曲間を自然につなげるフェイダーを自由に設定

残念なことにメニューの日本語化もマニュアルの日本語化もまだです。
そこで公式サイトにあるPDFマニュアルを翻訳。
メニューは英語でも、Guayadequeの使い方はこのマニュアルでわかります。
世界中のとてつもなく広い音楽の洞窟の旅のはじまりです。

Guayadeque Music Player 公式マニュアル(日本語版)

 

Guayadequeの設定、使い方が説明されています。
現在のバージョン0.3.5-(2012-02-09)と違う部分はできるだけ注意書きをいれました。
https://docs.google.com/open?id=0B_VBrElGUjC4SGh4S2QtNzIxY00

Hasta!

2012年11月11日日曜日