2013年8月11日日曜日

Phatch = PHoto & bATCH! 日本語チュートリアル

はじめに


Phatchの実力を証明するために写真をラウンドコーナーにして影をつけてサムネイルにする簡単な方法を紹介しよう。君のグランマー(grandmother)でもできるよ。 君が怠け者ならライブラリのアクションリストを使えば良い。下のサムネイルができる。

Phatch起動

まだ Phatch をインストールしていないなら、 ここ
Ubuntu, GNU/Linux, Windows or Mac Os X がある。
このチュートリアルは Ubuntu で作った。スタートメニューに Phatch がある。












アクションリストを作る


画像とアクションリストについて 

Phatchで画像や写真を開くというのはみんながよくやる間違い。
Phatch はアクションリストを開いたり保存したりする。
抽象的に聞こえるかもしれないけどこのチュートリアルを読んでいけばクリアになる。
Phatch を起動するとデフォルトではロゴを表示して空のリストで始まる。


















actions-scale.png


画像サイズの変更

最初に画像をサムネイルにするために画像サイズを変更しよう。
ツールバーボタンの"+"を押してアクションを追加する。

サイズに関する三つのアクションがある: ScaleFitCanvas
Canvas は画像を指定の大きさに切り抜くか指定の大きさまで背景色で埋める。
Scale は画像の大きさを変える。
画像のサイズ変更には Scale 、 幅と高さを指定のサイズより大きくならないように縮尺する。
FitScale と同じではない。指定したサイズで画像をクロップ(切り取り)する。
このダイアログについて詳しく知りたかったらここを読む。 User Interface.





















幅が最大256ピクセルのサムネイルを作るとしよう。
単位を"%"から"px"(=ピクセル)に変える。
 






注意: Phatch では様々な単位を選べる。 インチ、cm、mm は dpi に基づき計算される。




























ラウンドコーナーと影をつけてみよう

"+" ボタンを押して RoundShadow を追加する。設定はデフォルトをそのまま使う。
アクションリストはこのようになる。
注意: 私は Resample Imageantialias を使った。これは遅いが縮小の品質が良い。
拡大では bicubic がベストだ。

いつでも最後に保存

最後のアクションは常に Save を使う。
画像を処理して結果を保存しなくては意味がない。

Save アクションのデフォルトでは Phatch の実行後名前が "_copy" というサブフォルダーができる。
そこに処理した画像がある。


アクションの順番

アクションの順番は重要。
もしラウンドコーナー処理の前に影をつけたら?
影は四角いコーナーでサムネイルはラウンドコーナー。
アクションリストの順番はよく考える。
順番を入れ替えるにはドラッグ&ドロップ。


アクションリストの実行

Execute Buttonを押す





Execute button (Tools>Execute) を押すと、ダイアログボックスが現れる。
"Browse" を押して画像のあるフォルダを選ぶ。
私のソースイメージは "home/stani/phatch/images"。
処理した画像は "home/stani/phatch/images_copy" に保存される。
これは "<folder>_copy" と定義しているから。
もし "<folder>_thumbs" とすれば "home/stani/phatch/images_thumbs" に保存される。

注意: もし Save アクションを忘れていたら Phatch は親切にも追加することを思い出させてくれる。



Batching スタート!

"Batch" ボタンを押すとPhatch は画像の処理を始める。ダイアログボックスが現れて進捗と残り時間を表示する。処理するファイルのリミットはない。10,100,1000,100万 …

結果を見てみよう

ファイルマネージャーでどうなったか見てみよう。
今回は "home/stani/phatch/images_copy" だ。
作成したサムネイルが見つかるだろう。
最初に紹介した例を覚えているかな?



アクションリストの保存

もしこのレシピが気に入ったり、将来また使うつもりなら  "File>Save As" で保存しよう。
最初にアクションリストを追加するステップを省いてただちに batch処理を始めることができる。
"File>Open" からアクションリストを開く。
またショートカットとしてファイルメニューの最近のファイルに現れる。

ドロップレット(Droplet)を使う

メニューの View>Droplet を選ぶと Phatch は droplet に変わる。
これは常に最前面に表示される。これで Batching はさらに簡単になる。
ファイルやフォルダーをドラグ&ドロップするだけで Phatch は現在のアクションリストを実行する。















参加しよう


チュートリアルを楽しんだかな? Phatchに自分にできることを貢献しようという気になった?
待ってるぜ!  (原文:http://photobatch.wikidot.com/getting-started)

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